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MY JOURNEY@イギリス

MY JOURNEY@イギリス

国内もいい♪(7)Liverpool

マーケットやお土産屋さんなどをのぞきながら帰途へ。
駅に向かってなんと1時間待ち!時間をつぶすべく
荷物を持って駅の周りを散歩したのですが
あいにく日曜日でどこも閉まってるのでやっとみつけたパブで数分休憩。。
駅に戻って一路、リバプールを目指します。
検札の駅員さんに「あの・・切符なんですけど。。複雑ですよ・・」と説明。
駅員さん「おれは複雑は嫌いだよ」とオオウケ。。
電車に揺られ約2時間(?)くらいでリバプール駅到着。
2度目なので・・・懐かしかったです。
前回は死ぬかと思った・・そんな思い出が蘇って思わず笑ってしまいます。
電車が遅れて、止まって、途中でキャンセルとなり、
知らない駅で北風吹きすさぶ中何時間も足止めをくらい、
リバプールに着いたら真っ暗。怖いわ。寒いわ。。
そこから半泣きで宿探し・・・しかしその夜は大きなサッカーの試合があって
どこのホテルも満室・・・野宿したら死ぬ寒さ・・・
そんな中で北部の人たちのあの独特の温かさ、心にしみました。
あぁ私の旅史上ワースト&ベスト10にはいる思い出いっぱいのリバプール。

前回も楽しかったけど一人旅で季節も悪かったし時間もなかったので
今回は改めてのリベンジ戦でリバプールに立ち寄りました。
今回はうって変わって爽やかな夏!
今回も安い宿泊を探せなかったけど、この旅唯一の贅沢な雰囲気のホテル
(でも北だからホテル代は抑え目です)
さぁ、いい旅にしよう!
散策に出るとパブの中からビートルズがガンガン聞こえて来て
雰囲気がさらに盛り上がります。感動?
もう、リバプールダイスキ!
みんな「行くな行くな」って言うけど、危ない目にもあったことないし、
そうも見えない。とってもいい街だと思うんですけど、どこかと比べても・・
それに私の友達、北イングランドの人なぜか多いんです。
だからすっごく印象もいい。みんないい人たち。

道も結構覚えていたのでタウンセンター、そしてドックまで
相当の距離を歩きました。
薄暗くなって来たので夕飯を食べることに。
タウンセンターまで戻ってイギリスではチェーンの
どこにでもあるけど今まで行ったことなかったチキン専門のレストランへ入りました。
「初めてですか?」と聞かれ、「はい」と答えると
お店のシステムの説明・・・
なんか日本の某ファミレスみたいで楽しい!
番号札とかインテリアも凝ってるんです。
カウンターまで行ってオーダー。
そこで色々オプションつけたりとか辛さも言えます。
これもイギリスにはあまりないシステムでいいですね。
調味料も多様にあって自分で持ってこれます、
ドリンクもデザートのフローズンヨーグルトもバーでくみ放題。

サラダもオリジナルのドレッシングだしほんとファミレスぽい!
メインのチキンは・・・チキンでしたが、
辛口にさらにオリジナルに辛口ソースをかけて食べていた
そこで大事件勃発!!!
チキンの骨と格闘しながらがちっと唇を噛んでしまい・・・流血(T0T)
信じられない・・・あほさ。
でももう涙止まらないし・・・血を見てちょっとあせるし・・・
なんか「痛い」印象だけ残し、お店を後に。。。
激辛にしちゃったから余計しみるし。。あぁ、情けない。。
以降、ぜーんぜん唇が動かせなくなっちゃって
英語は発音できなくなるし、
一週間はまともに食べれませんでした。
何を口に入れても涙がどわーって出るほど、大怪我でした。。。

ホテルに帰ってミネラルウォーターを頼みました。
だって、「お水はサービスさせていただいております、お気軽にどうぞ」
って部屋のパンフに書いてあったので。
しかーし、翌日200mlくらいの小さなボトルに1000円近くチャージされて
がっかり・・・。そうか・・やっぱりね・・・世の中の世知辛さを知りました。
まぁ、値段に見合わずに格式のあるいいホテルだったんでね。。
しかし今回の貧乏学生旅行には痛かったなぁ。あれは。

ホテルをチェックアウトし、
まずはリバプールの前回訪ねられなかった場所をまわります。

1.メトロポリタン大聖堂
ここは1960年に建設されたカトリックの大聖堂。
コンクリート作りで外観はUFOのよう、内部はドームという、
とんでもなくすごいデザインで目をひきます。
聖堂内はすっごく派手でガイドブックにも
さすがビートルズを産んだ街、ロックンロールな教会、
などどありましたが、本当にすっごく斬新
でもなぜかとっても美しくて心に残りました。
ここはリバプールの名物の大聖堂より
訪れる人が少ないかもしれませんが、
イギリスはもとよりヨーロッパどこでも見ることの
出来ないタイプのカテドラルです、ぜひオススメです!
ちなみにカフェなどもとってもおしゃれで、
教会にいる気分がしません。駅からも徒歩可。

2.リバプールアングリカン大聖堂
電車や街のいたるところから見える
空にそびえたった巨大な大聖堂、1978年完成。
こちらは対称的に伝統的な建物で
英国国教会の大聖堂として世界最大。
ちょっと怖くなるぐらいの大迫力が
以前来た時から気になっていたのですが、
前回は時間がなく訪れることが出来なかったので、
この大聖堂を見学するのは今回のリベンジ戦の目玉のひとつでは
ありました・・・
が・・・残念ながら私がたどり着いた時は礼拝による休館。
あー残念・・せっかく来たのに・・。
時間のある観光客の人たちはカフェで開館まで
時間をつぶしていましたが、そのカフェからちらっと
内部を覗き見て去ることにしました。
縁がないところとはがないですね・・・

3.中華街
バスからちらっと見ました。
ここはリバプールでもっとも治安が悪いところ。
確かに幽霊ビルも沢山あります。
中華街自体はすっごく大きそうで門も立派!
ボディガードがいれば行ってみたかった。。
私の住む街も外国人在住エリアが最も治安が悪いんですけど、
ここは中国人犯罪なのか?それとも関係なく治安が悪いのか?
イギリスでもっとも危ない地域のひとつと言われていた
(その後大改善されたようです)リバプール、
ソーシャルワーカーとしても興味があります。

4.アルバートドック
ここはリバプールのランドマークである有名な「リバーバード」の巨象がはためく税関のビルがある場所。
ここでバスを降りて、ドックまで港沿いの遊歩道を歩きます。
とってもいい天気。
青い空にこの白い美しい建物や
ちょうど寄港中のクイーンエリザベス2号などが
ほんとに美しくはえていました。
天気がいいので海沿いは人でいっぱい!
時間がないので小走りに人ごみをかきわけ、
2度目の「ビートルズストーリー」へ。
展示物は改めて見たかったものだけを重点的に見て
(やっぱジョンのメガネ・・ジョンの写真・・・)
2度目だったので最初の時ほどの感動はありませんでしたが
このビートルズの歴史がわかる資料館、
とてもよくできていて楽しいです。
リバプールにお越しの際はお立ちよりください♪

出口のギフトショップでジョンのイマジンセッションの時の
写真を重点的に購入。。
Tシャツも珍しくほしかったなぁ。でも買わず。
今回買ったジョンのモノクロのカードを
いい感じにアレンジして部屋にかけたいんです。
最近友達の影響を受けて、かなりI'm into Johnなのです。。。

ちなみに、このドック内にビートルズストーリーとも別の
専門店があります。
ここにはまたオリジナルのいい感じのTシャツが・・・
うぅ。。。ここでストロベリーフィールズとアビーロードの
高額なマグネットに手が。。
あぁ、前回同様、このお店で結構買いました。
ショップのバッグもおしゃれです。

5.マシューストリート 「GRAPES」でパイント!!!
昨日も近くは通ったのですが、
3年?4年?ぶりのマシューストリートに戻って来て、
やっと初めて、リバプールに帰って来たなぁと実感。
バーやパブの並ぶ昼間は静かな通りなのですが、
ここがビートルズ発祥の地。
世界的に有名なライブハウス「キャバーン」、レノンバー、
マシューストリートギャラリー、ビートルズショップ、
ビートルズのたまり場だったパブ、「グレープス」などが
軒を連ねます。
いつ来ても観光客がぽつぽつといる。。
でも静かな独特の雰囲気を持つマシューストリート。
前回はキャバーンの中には入れず(ライブもなかったので)、「Grapes」は緊張しすぎて入れなかった。。
今回のリベンジ戦はこの二つ。
今日はまず夢にまで見た「Grapes」でのパイントを実現!!!
ランチタイムでお腹もすいてたけど、
ギネスエクストラコールドをきゅっと1杯。
あぁ、感動。
日本人もいなくてなおよかった(^^)
でも・・・ビートルズの店内で撮った写真・・
見つからなかったんですよ。
後で日本で見た旅行番組でしっかり紹介されてましたけどね。
私が行った時はローカルであふれてて
ちょっと観光まではできませんでした(^^;
でも、これがしたくてリバプール再訪したんですから!
大満足です。

そして「マジカルミステリーツアー」へ。。。

6.「マジカルミステリーツアー」♪♪
いやぁ、緊張しました。結局ランチぬき、何とか集合場所へ。
(途中「QE2から来たの?」と聞かれる。やっぱ日本人多いの?)
かの有名なガイドのおじさんは思ったより普通~(でも謎)の
おじさんでびっくりでしたけど
わっ!やっぱり、
あの有名な黄色いど派手な、
でもまさに「レトロ」という言葉がぴったりな
すごいバスに乗り込みます。
このバスのレトロ感に感動です。
車に興味ないけど、これ、好きな人にはたまらないだろうな!
こんな時代にこんな古いバスに乗れるなんて!
ちなみにツアーのチケットもなんか古びた感じでいいんです。
これ保存!

市内の市庁舎やイエローサブマリンなどを周りながら
(市庁舎にもここからメンバーが手を振ったなんて
窓があって細かい説明)
アルバートドックで他のお客さんをピックアップ。
待ってる間にリバプール名物の水陸両用観光船バスが見えました。
イエローサブマリンをかたどっててかわいい。
さっきは市内でバスだったのに、今はドックで船をやってます。。不思議~
そして、ちょうど船が陸に突進してるところが見れて・・・
ドキドキ!!!
予想できなかったんですよ、船が急にバスになるなんて、
水際で合体ロボみたいにガシーンガシーンとタイヤでも
出て来るのかなぁと興味津々。
いや!びっくり。
船がそのまま丘に突進して、水滴を滴らせながら普通~に車として
街の道路に溶け込んでいきました。。。
なんか信じられない光景だった・・・・
次回、絶対あれ乗ってみたいです!!!

さてツアーは「マジカルミステリーツアー」のBGMとともに
いよいよ本格スタート。
まずはリンゴのお話。生い立ちから始まって現在の話題まで。
ミュージシャンである息子さん、
この夏もライブツアーで忙しいそう。
多くのミュージシャンが生まれて初めて
幼少の頃手にした楽器がギターだったりするところ
やっぱり彼はドラムスティックなんですね。。なんだか不思議・・
そしてほどなくしてリンゴ・スターの生家を2軒、車窓から見学。
ほんとに普通~のワーキングクラスの小さな路地を
こんな派手なバスがぬって行くので、地元の人は嫌なんじゃ・・と思ったのですが
戦略なのか、このおじさんがすごいだけなのか、
みんなバスに向かってガイドのおじさんに笑顔で手を振ります。
これはすごいことに一日中リバプールの街中で続きました。
100人は見ました、手を振ってくれる人。すごい!

次にジョージのお家。
バスが入れないので近くで止めて徒歩で行きます。
ここもかなり静かな住宅街にぽつんとある家。
彼が亡くなる2週間くらい前に飲んだパブなどもありました。
あれだけ有名になっても、
メンバーもその子供たちやヨーコさんなども
みんな事あるごとに、この小さな、荒んだ
工業地帯の何の変哲もなかったこの街に度々帰って来てる。
それってすごいことですよね。
イギリスらしいんじゃないでしょうか?そういうのって。
ジョージ・ハリスン生家のドアの前で記念写真を撮ってコーチへ。

わ~知らない間に地元の‘餓鬼’たちが集まってます。。
リバプールの、ワーキングクラスの街角のこどもってことは・・
かなり怖い。
ガイドのおじさん、手慣れた感じであしらいます。
こどもたちも毎回同じ事を繰り返してるようで
おじさんのことも名前で呼んでます。
(っていうか結果的にこのおじさんこそが
リバプールの闇の街のボスだったのかもしれない、
今思うと・・・)
何にも考えちゃいない日本人観光客が、
親しそうに話しかけて来るこどもたちの相手をしてしまってます。。
うわ~。日本語まで教えちゃってるし・・・
「うふふふ・・・ば~い」と楽しそうな日本人観光客のみなさん、
あの。。だから、日本人はだなぁって言われるんだよなぁ・・・
嫌な予感的中。
子どもたちは調子にのったせいでバスに乗り込んでこようとして、
ガイドのおじさんが大声で怒る。
怒られた彼らは逆切れしたのか
バスに向かってジュースの容器やお菓子の箱などを投げる投げる・・・
おい~だから言わんこっちゃない。。。
それらがなぜか私の席の窓ガラスに当たって(--)
なんかもうせっかっくの窓ガラスの視界が
ジュースの緑色で汚れるし・・
写真とれないじゃん・・・(TT)

気を取り直して次は念願の「ペニーレーン」へ!
めっちゃ治安の悪いエリアという友人談。
それでも私の住んでるところはさらに勝ってるとのこと。
音楽もかかって気分ものってきます。
やはりこのツアーのいいところは
日記には書きませんが細か~いところで
色々な場所にまつわるエピソードが説明されたり、
車内で彼らの貴重な写真などを見せてもらったり、
そして何よりそれぞれの場所に合わせた音楽を聴きながら
観光できるところです。
ペニーレーンのロードサインのところで停車、
みんな大興奮で写真の撮り合いっこです。
やはり盗難が耐えないようで本当のサインはなく、
壁にペンキで描かれてました。
盗みつづけた人たち、みんなちょっと羨ましいぃ。
バスに乗ってペニーレーンを走ります。
私、この曲ものすごく好きなんですが、いやうれしかったです。
ペニーレーン自体は予想してた感じの道でしたし
エリアもまぁ荒れた感じでしたけど、
これが日本から来た観光客に見せると
「美しい道」とかになっちゃうんでしょうね。
(って後日ほんとに素晴らしく美しく日本のTVで紹介されてた!)

ガイドのおじさん、一件一件の小さなお店にまつわる
エピソードを話してくれてましたが
なんかよくわからないままバスはどんどん通過。
あれは無理がある。
でもあの辺りには停車できないんでしょうね~やっぱ。
あそこで停車できる勇気があるのは
屈強なイギリス人と何の知識もない日本人だけかなぁ。

次にジョンとポールが初めて出会った教会
(少年ポールが聖歌隊をしていたところ)などを通過し、
次の目玉「ストロベリーフィールズ」へ。
(前日のマジカルミステリーツアーの続きです)

次の目玉「ストロベリーフィールズ」へ。
ペニーレーン同様、
今回のリバプールでどうしても来たかったところ。
今でもチルドレンホームなんですね、ここって。
心に残ったおじさんが語るエピソード。
ヨーコさんが初めてショーン君をリバプールに連れて来た時、
「彼の初めてのリバプールの記憶をここから始めたいから」と
まず真っ先にストロベリーフィールズに連れてきたそう。
素敵~。それを素直にそう思わせてしまうほど、
やはりこのストロベリーフィールズには独特の空気が今も漂っていました。
写真やテレビで見た通りだぁ!
でも、ほんとあの独特な曲調に今でもしっくり来る・・・
あそこだけ時が止まったようで素敵でした。昼でも薄暗くってね。
ヨーコさんとショーン君はずっと定期的にそれ以来訪問しては
チャリティー活動をしてるそう。
私も参加しようか・・・と、
門の前でビートルズマグカップを売る男の子
(このツアーのおじさんと提携してる)
のそばまで行きましたが・・・マグカップ・・重いし・・
もともと買わないようにしてるし・・
デザインもサイン入りで
オリジナルなんでしょうがいまひとつ。。m(_)m
ツアーの皆さん、結構買ってらっしゃいましたが。
それにしても、あんなこどもを
チャリティーとは言え働かせて大丈夫なのだろうか・・・。
そっちの方が気になりました。。

ツアーのメインは私の中ではこれで終わりました。
ジョンの家は車窓から。ここ、止まってほしかったなぁ!
最後のメインにポールのお家。
ここも徒歩で家の前まで行きます。
お庭の手入れをしてる方とお話。
事前に専門のところを通して予約すると
内部のツアーもあるようですがそこまではなぁという感じ。
生家とその後育った家、買った家など沢山あるので
単純に比較できませんが、ポールの家はエリアも悪くなく
まぁ閑静な住宅街。
ジョンの家も静かな場所じゃないけどなかなか良い住宅街。
うーん、いまひとつ掴みきれませんでした。。
(ジョンの家はブループラーク。あの家だけ?)

市内に戻って解散&最後のハイライト。
「キャバーン」で
ツアーオリジナルのカードをもらってお帰りください、とのこと。
マシューストリートまでバスは入れないし、英語だし
日本人でにわかファンなどだったら
そのまま解散だと思って帰っちゃう人多いんじゃ?
やはり何だか皆さんすごいファンだと思ったけど
そうでもないのか
それとも「キャバーン」の場所が
分からないのか、知らないだけなのか
あまりその後クラブまで現れた人がいなかったような・・。
もったいないよなぁ~
ちょうどライブ真っ盛りで、私はもうさいっこーに楽しみました♪
ちょうど降りて行った時に「ペニーレーン」が聞こえてきたので
早足で階段を駆け降りたんですが階段が長い長い!
念願のキャバーンで、ライブを聴くっていう目的も叶いました!
しかも好きな曲ばかり聴けて嬉しかった!
そこに集まる世界中からのファンの人たちと、
ほんとに小さなライブハウスで大盛り上がり。
あの空気・・・一生の宝物です。

大満足のマジカルミステリーツアーを終え
(ごめんなさい、ワーキングクラス在住なもんで例のカード、
入った時と出る時で2枚別の店員さんからもらっちゃった。
お土産にしたかったの~)
急いで荷物をピックアップし、駅に急ぎます。
ホテルの近くにポールが結婚したという建物が残っていて
びっくり。今は使われていない廃屋ですが。
買った絵葉書に出てたので行ってみました。
いや、街中でもツアーができるもんなんですね。


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